漫画 「カボチャの冒険」 [漫画]
五十嵐大介 竹書房 BAMBOO COMICS(¥657 税抜)
オススメ度 ★★★★☆ (ただし、生き物が苦手な人は読まないほうが良い。)
これは絵です。猫の素描です。絵画です。
とにかく絵が、すごい。
書店で見かけたとき、猫の躍動感にびっくりして、中が見たい!と思って、でも買わなかった…猫の本を買うときりがないので、たいてい我慢することにしているので。
でも、羽海野チカさんが『さるさる』で「面白い」と書いていたので、買うことにしました。えへ。(ミーハー。)
これ、エッセイかも知れないですね?
おそらく事実なのでしょう。
漫画と農業の「兼業」をしている主人公が、三毛猫の「カボチャ」とともに暮らす日々が描かれます。
たとえば、よその猫とのケンカとか、甘え(飼い主とのかけひき?)とか、猫を飼ったことがあれば、「ああ」と思うようなことが、素晴らしい絵で描かれています。
あと、アレ。「完全室内飼いではない」猫を飼っている人は、少なからず経験しているであろう、猫の、ハンティング。
うちの猫も獲ってきたなあ。虫とかならまだ良いほうで、ドブネズミやスズメも獲ってきたなあ。
夜中や明け方、枕元で「ドスン!バタン!」と音がして、あわてて電気をつけると、「ギャーッ!」と叫びたくなる、いや、実際叫んでしまう光景。
「ギャーーーーやーめーてーーーー!」
生きたまま持ち込んで、遊んでるんだよねえ…。取り上げて、逃がしてやったこともあった。ずっと探すのね。「ドコイッタ!」て感じで。
…というような話が苦手な人は、気持ち悪くなることうけあいなので、読まないほうが良いでしょう。
でも、それでも、可愛いんだよねえぇー。
猫。
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