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映画 「レザボア・ドッグス」 [映画]

レザボア・ドッグス

レザボア・ドッグス

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • 発売日: 2002/08/23
  • メディア: DVD
映画 「レザボア・ドッグス」
主演:ハーヴェイ・カイテル他 監督:クエンティン・タランティーノ
発売:パイオニアLDC、ジェネオン エンタテインメント
(ジェネオン…の『 レザボア・ドッグス デラックス版 』は10/24現在¥2149(税込))
オススメ度 ★★☆☆☆
 ・暴力的なシーンが多く、苦手な人向けに星2つ分差し引き。 全く平気な人には★★★★、という事です。

なぜ品切れの「パイオニア」版の画像を使ったか、というと、どういうわけか「レザボア・ドッグス デラックス版」のほうの画像が無いから。なんで?Amazonさん。

私、この作品を全く違うイメージでとらえていたんです。もっとこう、スカした、というか、取りすました、というか。とにかく、気取った感じなんだろうな、と思っていました。
なぜそう思っていたのか、自分でもわかりません。多分、何かと取り違えていたのでしょう。(実は以前はもっと大きな勘違いをしていました。この作品と「レニングラード・カウボーイ・以下略」を混同していました。全然かぶってないだろっつーの。)

公開当時、観たいなと思いつつも観ず、ビデオ出てるなと思いつつも観ず。
長らくこの映画の存在は忘れていました。

タランティーノが監督、ということに気づいたのが最近で、「あれ?じゃあ私の抱いているイメージは間違っているのでは?」と思って、観てみることにしました。ハイ、やっぱり間違っていましたよー。取りすました感じなんて全くありません。

タランティーノ本人も出演しています。若い。
主演のハーヴェイ・カイテルがこの作品を見出してくれなかったら、今日のタランティーノはいなかったかも知れない。

ストーリーは、男たちの「無駄話」から幕をあけます。
私は、タランティーノの「無駄話シーン」はあまり好きではないのですが、愛好者は多いのでしょう。(だってキル・ビルにも無駄話シーンがあったもの。皆が嫌がるんだったら何度もそんなシーン撮るわけ無いよね。)
その後、そのうちの数名で宝石店を襲撃することになります。
この男たち、ボスはそれぞれのことを把握しているのですが、お互い同士は名も知らない。そうでないと、誰かが捕まったらイモヅル式に捕まってしまうから、らしい。彼らは「ミスターブラウン」「ミスターホワイト」などと呼び合っています。クール。

ところが、襲撃に失敗するんですね。(ただし、襲撃シーンそのものは無い。失敗後、逃げているところから本筋開始。)
そして、その失敗時の様子からして、どうもメンバーの中に警察のスパイがいるとしか、考えられない。
そこから彼らの「疑心暗鬼」劇が始まります。

いま「劇」と書いたのは、この映画がまるで「密室モノの舞台」のようだから。
この映画のほとんどは、襲撃後に落ち合った廃墟での会話。そこで「お前じゃないのか」「いやあいつじゃないのか」みたいな競合いが演じられます。
その他のシーンで「リアルタイム」だったのは、オープニングで無駄話をしていたお店だけ。あとは回想シーンとして出てくるのみ。

誰が裏切り者なのか?
血みどろ(もののたとえじゃなくて本当に血まみれ。例えば指をナイフで切るなんて聞いただけで気分が悪くなる人は、観ないほうが良い。)の争いの果てに、生き残る者は誰なのか。(って私は知ってるんだけどさあー。それを書いちゃったら余りにもネタバレすぎるのであいまいに書いてます。)

最後のミスター○○の表情はヒドかったね。見ていて笑うしかないほど可哀相で、ヒドい。この場合、スゴイ!という意味でヒドいわけよ。なんかうまく書けないけど。

裏切り者がいるとしたら当然落ち合う場所もバレてるんだからとっとと逃げれば良いのに!と思ったのは私だけじゃないだろう。


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