漫画 「BAROQUE バロック」 現在2巻 [漫画]
BAROQUE~バロック 1 (1) (シリウスコミックス) (シリウスコミックス)
- 作者: 小川 彌生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/11
- メディア: コミック
BAROQUE~バロック 2 (2) (シリウスコミックス) (シリウスコミックス)
- 作者: 小川 彌生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/13
- メディア: コミック
漫画 「バロック」
小川彌生(やよい) 講談社 シリウスコミックス(各¥560 税込)
オススメ度 ★★★☆☆ (うーん★★★★かなーうーんうーん…。)
2巻を読んだら歌舞伎揚げが食べたくなった! (→食べた!!)
1巻も2巻も、表紙の人物は主人公ではありません。主人公は、もっとずっとじみーーーーな、平凡な、高校生男子です。(1巻は長髪、2巻は短髪ですが同じ人です。)
しかし、この地味男子、どうやら世界を救う鍵、らしい。
過去に天才児だった(今は凡人…)ということも、何か関係がある、らしい…。
ジャンルは「SF」になるのかな。
ある日、お隣に引っ越してきた美少女が、「世界を救うために、私とエッチして(はーと)」みたいなことを主人公に言うんですよねー、平凡な男子としては鼻血ブーの展開ですよねー、でも、何かおかしくないですかー?
というわけで。この美少女、超ワケアリなのです。
(それを知ってしまったら、多分、エッチする気分じゃなくなるよなあ。
たとえまっとうな理由があったとしても。ねぇ。)
美少女の邪魔、つまり彼女の言う「世界を救うこと」を阻止しようとする者たちも複数登場して、激しいバトルが展開されます。
何故そんな風に邪魔しなければならないのか、そもそも、このままだと世界がどうなるってワケ?など、色々な謎も興味深く、面白いです。
もちろん(?)ギャグも満載。
バトルがカッコイイ。
露出の高い服装で戦うのがイイ。形のいい足がシュッと!これがもう、なんともたまらん感じで、良くて!(オヤジ?)
1巻の帯に、「小川彌生、新境地!」と書かれていますが。それは、作者が「きみはペット」の人だから、なのでしょう。(きみはペットのレビュー)でも、ズッコケ(死語?)シーンといい、バトルシーンといい、キレイなオネーチャンのキレイなカラダの描写といい、すでに「きみはペット」でも描かれていたと思うので、別に「新」ではないのでは、と思いますが。
雑誌「BETH」に連載していた「わたしのせんせい」も、SFでギャグ。似てますよね。
まだ2巻なので、お話としては、「謎」の提示にとどまっている感じ。
主人公も「何これ何これ?」の連続、という感じ。
今はまだ、全体にドタバタしている印象です。
もう少し話が「わかって」きて、主人公の感情が細かく描かれるようになれば、もっと面白さが増すのではないでしょうか。(オススメ度3か4で迷ったのは、「まだ本編に入っていない感」があるから。)
わりとのんびりペースの刊行のようなので、じりじりしますね。
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