漫画 「コミック星新一ショートショート招待席」 [漫画]
コミック星新一―ショートショート招待席 (秋田文庫 58-1)
- 作者: 星 新一
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 文庫
漫画 「コミック ほししんいち ショートショート しょうたいせき」
作者名(9名)は後半に書きます。 秋田文庫(¥562 税別)
オススメ度 ★★★☆☆
懐かしい…!と思って手に取りました。
複数の漫画家が、星新一の作品を、自分の感性で漫画化しています。
なかなか面白かった。
でも、今更オススメの星をつけるようなものでもないのかな?と思うので、あえて無難な★数です。
(だって星新一ですもん、良いとかダメとかそういう観点はとっくに超越しちゃってない?なんて。ひいき目?)
同僚に「星新一って知ってる?」と聞いてみたら、色々な返事が。
「あー読んだ読んだ、あの頃(どの頃?)出てるの片っ端から読んだなー。」
「高校生のとき読んだことがありました。」
「SF色々読んでた、ハインラインとかさ!それに海外ミステリなんかも読んで(以下略)」
「星新一、小松左京、筒井康隆…。王道だよねえー。」
一番驚いたのは、「教科書に載っていました。」という返事。
そうか、キミタチそういう年代なのね。音楽の教科書にはJ-POPなんでしょう?
ほとんどに共通していたのは、「でも内容はほとんど覚えていない。」という感想でした。
実は私もです。
これは、「ショートショート」のシュクメイなのかも知れません。
以下、原作は全て星新一、( )内は漫画化した作者名です。
みなさんは、タイトルを見てストーリーを思い出せますか?
空への門 (鬼頭莫宏)
ボッコちゃん (JUN)
冬の蝶 (阿部潤)
宿命 (川口まどか)
午後の恐竜 (白井裕子)
処刑 (阿部潤)
天使考 (木々)
夜の事件 (小田ひで次)
生活維持省 (志村貴子)
ゆきとどいた生活 (鈴木志保)
箱 (小田ひで次)
ちなみに、「生活維持省」は、「イキガミ」という作品(漫画、映画)のヒントになったのではないかと思われる作品です。
と、私は書きますが、多くの方々が「似すぎている」→「盗作ではないか」と考えているようですね。一方、製作側は「全く読んでいない」と反論しているらしい。
今のところ、ハッキリした結論は出ていないようです。
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