SSブログ

小説 「千里眼 美由紀の正体」 上、下 [小説]


千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)

千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)

  • 作者: 松岡 圭祐
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: 文庫

千里眼美由紀の正体 下 (2) (角川文庫 ま 26-108)

千里眼美由紀の正体 下 (2) (角川文庫 ま 26-108)

  • 作者: 松岡 圭祐
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: 文庫


小説 「せんりがん みゆきの しょうたい」
松岡圭祐 角川文庫(各¥540 税込)
オススメ度 ★★★☆☆


千里眼シリーズ、全部読んでいますが、まだ書いていないんです。
この作品も、読み終わってからずいぶんたってしまった。(1年以上前だ)
ちょっと忘れかけている…。

 *****

この巻でついに美由紀の正体が明らかになります。
つーか、エッ、今まで明らかじゃなかったのか!と、愕然としましたが。

もともとの作品では、美由紀の素性は謎ではなかったけれど、新しく書き直しているシリーズでは「出自が明らかでない」という設定になったのです。
これまでの岬美由紀は幻想にすぎなかった、と言われて、もちろん本人が一番びっくりだろうけど、私はガックリしたの!
過去、いくつかの作品で、「なんか変だ、これは岬美由紀っぽくない」と書いてきたのは、全く意味が無いことだったわけですよ。
私が思い描いていた美由紀は、既に過去の人だったわけです。

私は、ストーリーを修正するのは別に良いじゃない、と思うけれど、人物そのものを書き換えてしまうのには抵抗があります。
なんだか、新しい美由紀は、「私がいっぱしの人格になったのは、こんなにつらい思いを経験したから。苦労したからですよ!」と声高に叫んでいる気がして…。
実際には、そのことを忘れて(忘れさせられて)いるんだけれど。
そういう人苦手なんだよなあ…。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。