漫画 「百億の昼と千億の夜」 [漫画]
漫画 「ひゃくおくの ひると せんおくの よる」
原作:光瀬龍 作画:萩尾望都(はぎおもと) 秋田文庫(¥740 税込)
オススメ度 ★★★★★
『今更』シリーズ。
あまりにも大きくて、多くは書けそうにない。
昔、原作を友達が貸してくれたんです。でも、ザセツしたんです。最初の数ページだけ読んで友達に『難しくて読めなかった』と返しました。
(この間やっと読んだので後日書きます)
で、こちらの、コミック版を読んで、「ああそうか…」と。
色々なことが、絵で示されているので、すんなり頭に入ってきます。はぎおもと、すげえなあ。
中に、当時私がぼんやり考えていた事と重なる部分があって、「やっぱりそうなのか!」と思いました。
…いや、SFですから、真実ではない(んだろう多分)にしろ、自分と同じような考え方がちゃんとあるんだ、と思って興奮したんです。
宗教論、宇宙論、進化論…色々考えさせられます。
何か静かな、でもたましいがゆさぶられるような、不思議な気持ちになります。
ちょっぴり萌えの要素もありますよね。特に阿修羅王。(阿修羅人気はここから、ではないか?)
とはいえ、ド少女漫画ではないので控えめですけど。
ああもう書けない。すごすぎて。
昨日の夜、久しぶりに読みました。
傑作ですね。
by せいじ (2009-04-18 14:19)
ですよね!
原作あっての漫画化ですが、この漫画、原作をキレイに咀嚼しているというか消化しているというか。すごいですよね。
by くどい人 (2009-04-19 10:57)