漫画 「ウルフガイ 狼の紋章」 現在6巻 [漫画]
漫画 「ウルフガイ おおかみの『もんしょう』?『エンブレム』?」
(振り仮名が無いのでどちらなのかわからないです。原作は『エンブレム』の筈。)
原作:平井和正 脚本:田畑由秋 作監:余胡裕輝 作画:泉谷あゆみ 秋田書店ヤングチャンピオンコミックス(各¥560 税込)
オススメ度 原作を知っている人には★☆☆☆☆ 原作を知らない人には★★★☆☆
作画の泉谷あゆみ氏は、平井和正氏と組んで長いようです。
絵柄が、生頼範義氏(オリジナルでの挿絵等:参考)と、天野喜孝氏(FFシリーズのデザイン等)とをミックスしたような感じ。
今となっては、こういう内容の漫画は既にたくさんあるような気がするが、当時は衝撃的だったかも。
(原作は1970年代に発表されている。校内暴力前夜、といったあたりだろうか。)
この漫画の原作は、読んだ筈なんだけど。
細かいところは忘れてしまっている。スミマセン。
ただ、こんなバイオレンスなものを子供(当時は子供だったんですよ…)が読んでも良いんだろうか?と思いながら読んだような。
姉妹品というか兄弟品というか、『アダルトウルフガイ』シリーズも読んだのだが、これが、何だかもう、すごくエッチな感じだったので、それはもうそれはもう、ホントに私はこれを読んでも良いのだろうかッ?と思いながら、でも、読んだ。
今読めば多分そうでもないのだろう。汚れた、って事ですね!
さて本作。
状況が現代風にアレンジしてあるので、何か違う感じ。
特に、主人公の性格が違いすぎる気がする。確か、もっともっと、ストイックではなかったか?それが狼だ、という事ではなかっただろうか?
パラレルワールド的な作品であるところの『アダルトウルフガイ』シリーズの雰囲気も盛り込もうとしたのだろうか?
それとも現代にあわせたらこうなっちゃうのかなー???
女教師も、何だか違う。いや、違いすぎる!
少年の幻想というか妄想というか、おいおいそんな女性がいるわけねーだろうよ、って位、理想の姿であって欲しかった。
そしてそれが、主人公のストイックな思慕につながっていく…んじゃなかったのかしら!
私は多分続きは買わないと思います。ごめんなさい。
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