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映画 「容疑者Xの献身」 [映画]

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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容疑者Xの献身 ブルーレイディスク [Blu-ray]

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映画 「ようぎしゃ エックスの けんしん」
出演:福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子ほか 監督:西谷弘 原作:東野圭吾
ポニーキャニオン(DVDスタンダードは¥2793、ブルーレイは¥4925)
オススメ度 ★★★☆☆

小説(原作)についての感想はこちら、とリンクしようとして書いていなかったことに気づいた!ギャー

小説についてはそのうち書きます。
って事で、ここでは映画について少しだけ。ただし超ネタバレです。

「ただのストーカー話」と言ってしまえばおしまいなんだけど、堤真一が演じているから説得力があるんだろうな。
最初は「えっ堤真一?」と思ったが、見てみると、なるほど、と思えた。

私は、この話は、方法論ありきで作られているために、根本的に破綻していると思っている。
例えば、二つ目の殺人がやすやすと行われすぎている点や、「被害者の過去の記録が全くない」とどうして思ったのか?など、いくらなんでもそんなわけないでしょう、というところが結構ある。

しかし演者の力でそこに気づきにくい。と思う。

そもそものきっかけも自分勝手だしー。
モロに盗聴してるしー。
いつの間にか「我をあがめよ」ちっくになって気持ち悪いしー。
途中で「これじゃあ人が変わっただけで、同じことじゃないの」と母親が言うシーンがあって、そりゃそうだネ!と思った。

これ、別にガリレオじゃなくても成立する話だよね。
でも、ではなぜあえてガリレオなのか?っていうと、「これまで常に冷静に対処してきた湯川が苦悩する」というのがミソなんだね。
「自分には友達はいない」というセリフを聞かされた時の、なんとも言えない哀愁とか、良かったよね!
(実は東野作品はキャラものが結構多いんだという事に気づかされた。)

ただし、テレビのような、ガリレオっぽいシーン…急に計算式を書きなぐったりするシーン…は、無い。
福山と柴咲のからみも少ない。

最後に、イチバン強く感じたこと。
雪山のシーンは、正直、いらなかった気がする。なんであったんだ?
二人の関係性を示したかったんだろうけど…。
「えっ、湯川、死ぬの?」とハラハラさせたかったのかも知れないけど、冷静に考えれば主人公が死ぬわけないし。
どうしても必要だったんだろうか?

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