小説 「千里眼 優しい悪魔」上・下 [小説]
小説 「せんりがん やさしい あくま」上・下
松岡圭祐 角川文庫(各¥540 税込)
オススメ度 ★★☆☆☆
↓ネタバレまくり、でも少ししか書いていません。
雰囲気としては、「千里眼に戻った」というカンジ。
前回の「シンガポール・フライヤー」は、やりすぎでした。
いきなりのネタバレ。
前回登場した「新しい悪の組織」は、「老舗の悪の組織」にとって、ちょっと邪魔でした。
「新入生のくせに生意気なんだYO!」というところでしょうか。
「悪いことするのにも、仁義ってものがあるんだよね」という理屈でしょうか?
変なの。まあいいや。
まあ本人達は「悪い」と思ってないんですよね。
で。
余りにも邪魔くさかったので、これまで対立してきた「委員長=正義の味方ちゃん」と手を結んで、新入生をやっつけることにしたYO!
みたいなお話です。
途中で大笑いするのは、爆弾製造機!すごく面白いです!
これがあるから星を1つ増やして2個にしました!!
だって私、こういう↓事を考えたことがあるんです。
「駅の券売機、向こう側で駅員さんがすごい速さでお金を取って、かわりにシュッって切符出してるんじゃないかな、そうだったら面白いな、ハハハ!」
って。
はあ…。
もちろん皮肉です…。
唯一の救いは、あーやっぱりあのオッチャン、イイヒトだった。
良かったね。
って思ったことかな。
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