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映画 「そこのみにて光輝く」 [映画]

「函館三部作」の最終章と言われている映画、「オーバー・フェンス」。
…の前に、第二弾の「そこのみにて」について書こう。
(今日の時点でオーバー・フェンスは主演すら明らかにされていない不思議。)

第一作の原作(小説)「海炭市叙景」についてはこちら。
映画「海炭市叙景」についてはまだ書いていません。


映画 「そこのみにて ひかり かがやく」
原作:佐藤泰志 監督:呉美保(お みぽ) 出演:綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉
TCエンタテインメント (¥4000くらい)
オススメ度 ★★★☆☆

主人公、綾野さんの、カッコ悪さがかっこいい。
池脇さんは、肉感的、魅力的。あまり堕ちてる感が無いのはちょっと可憐すぎるのかな。
池脇さんの弟役の菅田さんが良いよね。いるよね。こういう人いるよね。

演者たちが皆本気っぽくて、そのダサさがかっこいい。
ラブストーリーとして観ると物足りなさがあるかもしれないが、リアルだと思う。

原作も読んだ。
でも映画とは別物だと思う。映画は原作の半分くらいだから。
そして、映画では「そこのみにて光輝」いていたのは何(誰)か、わからなかったと思うけど、原作では何(誰)がそうだったのか、わかるから。

だからといって私は、原作の方が良いと言っているわけではない。
この作品については、映画の方が良いかもしれない。
なぜなら、この映画はたくさんの賞を受賞したけれど、原作は無冠だからだ。(候補にはなっている。)
こんなことを書いては佐藤ファンに怒られるだろうか。でも、事実、そうなんだもの。

詳しくは、また今度。

そこのみにて光輝く (河出文庫)

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