漫画 「荒川アンダーザブリッジ」 1巻 (現在7巻) [漫画]
荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 中村 光
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/07/25
- メディア: コミック
漫画 「あらかわ アンダー ザ ブリッジ」
中村光(ひかる) スクゥエア・エニックス ヤングガンガンコミックス(1巻は¥505 税別)
オススメ度 ★☆☆☆☆
「聖☆おにいさん」(リンク先は私のレビューです)がとても良かったので、先日7巻が出て話題のこの作品も読んでみよう、と、買ってみた。
主人公は、一流企業の御曹司。
絶対に他人に借りを作らない、という家訓を、過剰なまでに守って生きていたのだが、ひょんなことから、ちょっと変わった女の子に命を救われてしまう。
命の恩人。これはあまりにも大きな「借り」ではないか。
ところが、どうやらホームレスらしき彼女に、お金の力を使ってお礼をしようとしても、いらないと言われてしまう。
なぜなら彼女は(自称)「金星人」だから。地球人とは価値観が違うらしいのだ。(彼女からそう聞かされて、『デンパさんだったーーー!』と、借りを返すことの困難さを悟る主人公。)
何としてでも借りを返したい主人公が、やっとのことで聞き出した彼女の望みは、「恋をさせてくれないか」というもの。
ここで、自分がその恋の相手になろう、と思うところが、このマンガのキモだと思う。
「うわーこの人変だ!」と思うなら、お金の力で、誰かをあてがっちゃうという手だって、あるはずなのだから。
というわけで、御曹司と、橋の下に住むホームレス女子との、奇妙な「恋愛話」が始まる、のだが、1巻は、まだまだ、状況説明的なお話が多い様子。
橋の下には、彼女のほかにもいろーんな(変な)人が住んでいるので。
河童とか、シスターとか…。星…とか…?
…うーん…、
うーん、うーーーん、私は、このノリに、入れない。
「聖☆おにいさん」では、ギャグと「地」とのバランスがとても心地よかったのですが、この作品ではその落差がどうにも楽しめず。
主人公もちょっと変わっているので、「地」部分もキツくて、それで気が休まらない、のかなー。
ひょっと出てくるシリアスな痛さが、しみ過ぎるのかなあ。
世間の評価が高くても、どうしても「入っていけない」漫画…特にギャグ漫画…が私にはいくつかあって、この作品もその1つになってしまいそうです。
どうにも「入れ」ない。
あ、ダメな作品と言っているわけではないんです、要は「私のツボじゃない」という事なんです。
つーことで、ファンの方、★が少なくてごめんなさいね。
2008-05-07 21:30
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