漫画 「ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド」 [漫画]
ジョジョの奇妙な冒険 1 Part1 ファントムブラッド 1 (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 荒木 飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/02/15
- メディア: 文庫
「ジョジョの きみょうな ぼうけん ファントム・ブラッド」
荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)
集英社ジャンプ・コミックス 1~5巻(各¥410 税込)
集英社文庫コミック版 1~3巻(各¥600 税別)
オススメ度 ★★★☆☆
↓超ネタバレです。
今更ながらジョジョ。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、昭和62年(1987年)から連載が始まり、現在も続いている長大な作品。
コミックスは、通算102巻(2010年11月現在)にもなる。
最近は「ジョジョ芸人」とか「ジョジョ立ち」という言葉で知っている人も多いのではないだろうか?
もちろん私も昔からこの作品の存在を知っていたが、読んだことはなかった。
なぜ読まなかったかというと、ただ一つ、独特な絵柄が原因。
初期の頃の絵柄は特に、いかにも少年漫画!という感じで、しかも何だかゴテゴテ派手派手、あー何だかメンドクサソウだなあーと敬遠していたのだ。
表紙から勝手に想像して、中身は「シリアスな絵柄でギャグをかましつつ暴力系」の漫画なんでしょ?と思っていたのも一因。
初めて手に取ったのは、女性が主人公のPart6「ストーンオーシャン」だった。何だかかわいく見えたの。
しかし、読んでみると、「なぜ?」で頭がいっぱいに。
スタンドって?ジョジョって男じゃなかったの?などなど。
そこで、文庫版の「ファントム・ブラッド」を読んでみた。
そしたら止まらなくなった。最新刊まで一気に読み、現在連載中の作品も買い続けている。
ジョジョシリーズの最初の作品、「ファントム・ブラッド」は、薄衣をまとった美女が「ドッギャァーン!」と登場し、続いて不気味な仮面をかぶった筋骨たくましい男が「バーン!」と現れて、彼女の豊満な胸を「ドッガア!」と突き刺すシーンから始まる。
(もし私が「ストーンオーシャン」という前フリ無しにこれを見ていたら、「えー…いやぁ…これはないでしょう…」と弱気に本を閉じていたでしょう…。)
「ファントム・ブラッド」は、名家の息子、ジョナサン・ジョースター(あだなはジョジョ)が主人公。
ジョジョの父親が恩人と仰ぐ人物が死亡し、その息子のディオ・ブランドーがジョースター家の養子として引き取られる。
ジョジョの父親は、冒頭に出てきた不気味な仮面を骨董品として所有している。
考古学を学ぶジョジョはこの仮面を研究し、仮面に血液がかかると、鉄針状のものが飛び出して頭蓋に突き刺さる仕組みになっている、という所まで突き止めるが、真相には至らない。
一方、ディオもこの仕組みに気づく。彼はこの仮面を使ってジョジョを殺害し、ジョースター家のあととりに取って代わろうと画策する。
やがてディオは町のゴロツキを相手に仮面の実験を行い、真相を知る。
この仮面を使えば、超人的な能力を得る事が出来るのだッ!
ベットリ!ファアゴオ!「うわっはは はははーーッ!」
そして、ジョジョとディオの死闘が始まる。
(ちなみにここまでで文庫版1巻分です。)
超人的なディオに対抗するには、ジョジョも超人的な能力を身につけなければならない。
ジョジョの師となるのは、「波紋」を操るツェペリという男。
ジョジョは厳しい修行をこなし、波紋を使う力を得る。
そして色々ある。(はしょりすぎ?)
そして、ジョジョはついにディオにとどめをさす。
でもそれで万々歳で終わったら、コミックス100巻も続かないよ!
パート1は、絵柄も含めて少々荒っぽい運びなので、ちょっと評価は低め。
ただ、各種の効果音など全てのキホンが含まれていて面白い。
以下は4冊分(2巻~5巻)がコミックス。いわゆる「ジョジョ立ち」状態ですよ。
ジョジョの奇妙な冒険 2 Part1 ファントムブラッド 2 (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 荒木 飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/02/15
- メディア: 文庫
ジョジョの奇妙な冒険 3 Part1 ファントムブラッド 3 (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 荒木 飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/02/15
- メディア: 文庫
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