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映画 「コンスタンティン」 [映画]

コンスタンティン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
コンスタンティン [Blu-ray]

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映画 「コンスタンティン」
主演:キアヌ・リーブス 監督:フランシス・ローレンス ワーナー・ホーム・ビデオ(現在Amazonで¥909 税込)
オススメ度 ★★★☆☆

わからないことがあったので、ネットで検索してみたのだが、結局わからず。(後述)
そのかわり、この作品が賛否両論であるという事がわかった。

評価が分かれるのは、ザックリ言うと、「キアヌ・リーブスがかっこいいか否か?」という点のようだ。(そ、そこ?)
カッコ悪いと言う人たちは、マトリックスのイメージが強くて、もっとオシャレでキリリとした人物を望んでいたのだろうと思う。今作の彼は、タバコ吸いすぎの、パッとしない「だらしな中年」風だし、誰かを守るためでもなく正義のためでもなく、自分のために動いているからねえー。

でも私は、それがカッコイイんじゃないかな、と思った。何となく、「エンゼル・ハート」を思い出した。(古いかな?)ああいう、ダラーとしたカッコヨサを狙っていたんじゃないのか?
それとも、原作のアメコミの主人公はハードボイルドの「貧乏な探偵」風の外見なので、そのまま演じているだけだったのかも。(もしマトリックスみたいな主人公だったら、今度は原作のファンが何か言い出すんじゃないかなー。)

さて。

エクソシストのような幕開け。女性の中に入っていた悪魔(?)を、主人公のコンスタンティンが追い出し、退治する(…ように見えるが、実際は追い払っているのかも)。

映画の世界観は、というと。
人間界のほかに、天国と地獄があり、それぞれの住人は、通常は干渉しあわず、バランスが保たれている。
ただし、人間と天使、または人間と悪魔の中間に位置する者がいて、彼らは人間界に住み着いている。これはうまくやっているので、別に問題ではない。
時に、中間ではない者(悪魔)が人間界に漏れでてきて、人間にとって悪い影響を及ぼすことがあるのが、問題なのだ。バランスが崩れてしまうからだ。そこで、退治する者が必要になるわけだ。

コンスタンティンは、魔族を一生懸命地獄に追い返している。というのも、ある理由から、彼は近々地獄にいくことが確定しているのだが、善行を重ねれば、何とか天国に行かせてもらえるのではないか?という、甘い考えを抱いているから、なのだ。
アンタは今更何をやったって地獄行きなんだよ、と天使族に言われてしまうのだが、彼は必死。だって今地獄に行ったら、自分が追い返した連中がゴッソリいるわけで、まるで刑事が刑務所に入るようなものだから。

そうするうちに、どうやら人間界を乗っ取ってしまおうという動きがあることを、コンスタンティンは察知する。何とか阻止しなければ!そしてオレを天国に行かせてくれーー!というわけで、SFXたっぷりの活劇が繰り広げられる。

天使も悪魔も人間くさくて面白い。
終盤の戦いも、「そんなのアリ?」と思いつつも、まあ納得。
ただ、私がどうしても気になって、削がれた点が1つ。天使の足の親指が外反母趾だった事。がっくり。人間くさいにも程があるだろう…。例えば、時代劇で登場人物の奥歯に銀歯があったりすると、『それは許せん!』と思っちゃいませんか。それと同じ。アメリカって足タレントとかいないのかしら。

それから、冒頭に書いたように、「さっぱりわからない件」がそのままになっているのが、超!いただけない。しかもそれが重要なシーンの話。(あのマークの意味を具体的に知りたかった。)「えっ何。あれ何。どういう仕組み?」と思わせたまま終わってしまう。
原作のコミックを知っている人だけが「出たー!」と思うんだろうなあ、でもそれって、ちょっと、なあ。


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