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小説 「MAGICIAN」 [小説]

マジシャン (小学館文庫)

マジシャン (小学館文庫)

  • 作者: 松岡 圭祐
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫
小説 「マジシャン」
松岡圭祐 小学館文庫(¥690 税込)
オススメ度 ★★☆☆☆

「催眠」シリーズ、「千里眼」シリーズが人気の松岡圭祐の、新シリーズ1作目、らしいです。
で、2作目ももう出ています。
2作目は「千里眼」シリーズと合体して「千里眼のマジシャン」というタイトル。(未読)

催眠と千里眼は小説世界でクロスオーバーしていて、今度はマジシャンも交わるワケだ。
面白い。パノラマだ。

「催眠」は映画やテレビになり(稲垣吾郎主演)、「千里眼」は映画(水野美紀主演)になっています。
この「マジシャン」もテレビとかになるのだろうか。

催眠も千里眼も、小説を読みながら、映画での主役の顔が頭に浮かんできます。
というか、それが想定されて書かれています。
シリーズ後半になるほど、それが顕著です。

「催眠」シリーズの主人公は稲垣吾郎。 ※ドラマの「陰陽師」の主人公(SMAPの稲垣吾郎)に似ている、と作中で言われる。

「千里眼」の主人公は水野美紀。 ※昔、ある刑事さんにお世話になって…という話が出てくる。これは「踊る大捜査線」の一場面なのだ。

よく、アニメやマンガのパロディがありますが、あんな感じですかねー。ご本人(作者)が自分原作の映画を利用して書いている。

現在のところ、「マジシャン」の主人公が誰なのか、それは私の中で確定できませんでした。
十代で美形で、…GOGO夕張あたり?sayakaとか?あややじゃ明るすぎるか?
脇役には、「これ…仲間由紀江?」って感じの女性がいますなー。なんとなーく、「トリック」と「顔(TVドラマ)」を意識している気がしました。

面白かったのですが、星が少ない理由は、
 ・いままでの作品と違って主人公に感情移入しづらいこと。
 ・これ、マジックというよりトリックでは?と思ったこと。
が原因です。
文庫に入ったら「千里眼のマジシャン」を読もう。と思ってます。


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