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映画 「スパイダーマン 3」 [映画]

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD
映画 「スパイダーマン TM3」
主演:トビー・マグワイア 監督:サム・ライミ ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント(Amazonにて10/20現在¥3,092 税込)
オススメ度 ★★★☆☆

こういった作品は特に、「理屈が破綻していないこと」を重視したい。それがたとえ『ウソ科学』であっても、納得したい。
「不思議な力が働いたから」とか「どういうわけか」とか「偶然に」では駄目なんです!
その意味では今作は破綻あり。人から見たら「ちょっとしたこと」かも知れないけれど、私は大切なポイントだと思うので、★を一つ減らした。

スパイダーマンとして活躍していて、ちょっといい気になっちゃってる主人公。「オレのおかげだろ!」みたいな。慢心ですね。ところが、彼女にプロポーズするも、失敗。だって彼女の様子がおかしい事に気づかないし、なんか無神経なんだもーん、そりゃ断られるわ。

また、最愛のおじさんを殺した犯人(※)が脱獄して逃亡中、ということもわかり、悲しみや怒りでドロドロに!!
(※)最初は人間なのですが、途中で『サンドマン』に変身。この人、後半で面白い存在になります。それにしても、服装が変…。別にそこまで原作漫画通りじゃなくても良いのでは。

そんな主人公、未知の生物(マイナス感情に強く反応する物体?)からつけこまれて、「黒いスパイダーマン」になっちゃう。強いんだけど、「怒りに任せて何でもする。目的をとげるためなら何をしても良い。」パターンの、邪悪なスパイダーマンです。
DVDの表紙に、黒いスパイダーマンが描かれてますよね。私は最初、「もう一人黒いスパイダーマンが出てくるのかな」と思いましたが、この時点ではそれは違います。本人です。

一方、幼なじみとの関係も悪化(幼なじみの父親を、「1」で、わけあって殺害してしまった事から)していき、それをどうにも出来ない。うーん、はたから見ていると歯がゆいよね?ちゃんと言えばいいのに、と思うよね。でも、ここできちんと釈明してしまったら、映画にならないわけで…。

黒くなってから、自分で自分を制御することが難しいし、そんな自分が怖くなってくるし、このままじゃ駄目だ!と、主人公は黒さを「脱ぎ捨て」ます。

ここだ、私が納得いかなかったのはここなんだ。
黒い物質が主人公のところにたどり着いたのは偶然のようだ。…どうもそれ自体にははっきりした意思はないようなので、まあそれはいいんだ。
でも、『黒い物質から開放されることが可能な場所』に、主人公はどうやって気づいたわけなの?「あっ今なら出来そう!」と気づくシーンが必要だったんじゃないのか。(カットか?)
それと、実はこの「黒」、その場で次の宿主を見つけるんだけども、主人公と因縁のある人が、たまたまそこにいた訳で、それでまたややこしい事になるわけよ。…って、偶然にも程があるだろう!

この作品のテーマは「許すこと」。…って、許せなーい!!


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