小説 「ジウII 警視庁特殊急襲部隊【SAT】」 [小説]
1巻についてはこちら。
小説 「ジウ 2 けいしちょう とくしゅ きゅうしゅう ぶたい サット」
誉田(ほんだ)哲也 中公文庫(¥700 税込)
オススメ度 ★★☆☆☆
(オススメ度低めに付けましたが、1巻を読んだら、一気に3巻まで読まずにはいられないと思います。)
とっくに読み終わっていたのですが。
面白い、んだけど…。
またこれが、超~気分悪いです。不愉快な、居心地が悪いような感じ。
1巻の最後のほうで、ジウの述懐(多分)が出てくるので、2巻はそこからつながっていくのかな、と思いきや。
2巻は、「誰かの自伝」で始まります。
それと「今の状態」とが、交互に描かれます。
この自伝がスゴイ…。
恐ろしいとか悲惨だとか、そういう言葉でも表せない…無邪気な悪から本気の悪へ。とにかくスゴイお話。
それを、「誰なんだろう、明らかにジウではないんだけど(『ヒロ○ン』とか出てくるので、かなり古い時代のお話だと思う。)」と思いながら読み、またサッと「今」に引き戻される。
という感じで読みすすめていくことになります。
ジウも出てきます。
古い話は古い話として、まとめて前半に書いてしまうことも可能だと思うのですが、ブツ切りになっているのがミソなんでしょうね。
どんどん深みにいくために。
そして、あっち側に行こうとする、ある登場人物。
あ、あ、あー。あっちにいっちゃうの?わかるけど、わかるんだけど、でもそれにしてもあっち行っちゃダメだと思う。人として!
やきもき。
桐野夏生の「ダーク」を読んだときの衝撃にも似て。
小説 「ジウ 2 けいしちょう とくしゅ きゅうしゅう ぶたい サット」
誉田(ほんだ)哲也 中公文庫(¥700 税込)
オススメ度 ★★☆☆☆
(オススメ度低めに付けましたが、1巻を読んだら、一気に3巻まで読まずにはいられないと思います。)
とっくに読み終わっていたのですが。
面白い、んだけど…。
またこれが、超~気分悪いです。不愉快な、居心地が悪いような感じ。
1巻の最後のほうで、ジウの述懐(多分)が出てくるので、2巻はそこからつながっていくのかな、と思いきや。
2巻は、「誰かの自伝」で始まります。
それと「今の状態」とが、交互に描かれます。
この自伝がスゴイ…。
恐ろしいとか悲惨だとか、そういう言葉でも表せない…無邪気な悪から本気の悪へ。とにかくスゴイお話。
それを、「誰なんだろう、明らかにジウではないんだけど(『ヒロ○ン』とか出てくるので、かなり古い時代のお話だと思う。)」と思いながら読み、またサッと「今」に引き戻される。
という感じで読みすすめていくことになります。
ジウも出てきます。
古い話は古い話として、まとめて前半に書いてしまうことも可能だと思うのですが、ブツ切りになっているのがミソなんでしょうね。
どんどん深みにいくために。
そして、あっち側に行こうとする、ある登場人物。
あ、あ、あー。あっちにいっちゃうの?わかるけど、わかるんだけど、でもそれにしてもあっち行っちゃダメだと思う。人として!
やきもき。
桐野夏生の「ダーク」を読んだときの衝撃にも似て。
2009-05-08 22:02
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