小説 「帰ってきた時効警察」 [小説]
小説 「帰ってきた時効警察」
三木聡ほか 角川文庫(¥860 税込)
オススメ度 ★★★★☆ (このドラマを知らない人には★★☆☆☆)
前作「時効警察」はこちら。
あら?なぜ今頃?と思いました。買ったけど。
内容は、前作と同じように、テレビドラマのノベライズ、だと思います。
今回はオダギリジョーが脚本を書いているものもあって、「へえ!」と思いました。(テレビで放送するときにも宣伝されていて知っていましたが)
やっぱ面白いなー。
「TRICK」が好きな人だったら必ず面白いと思います。
※「トリック」との類似はしばしば指摘されているようだ。しかし題材もストーリーも全く違う。もちろん作者も監督も違う。それでも似通った雰囲気を感じる原因は、ギャグ…小ネタ…の仕込み方、手口が似ているせいではないか。
ただ、前シリーズよりもギャグが「やりすぎ」な感じかも。
突然それが鼻に付くときがあって、ちょっと、そがれるかも。
それから、例えば又来の「○○だおい!」というセリフ(実は鳥の鳴き声の真似)とか、十文字の透明トレンチコートとか、すっかり歌手気取りの三日月とか、マカデの上手すぎる紙きりとか、とか、ドラマを見ていれば、動きも含めてその場面が浮かぶので、そのおかしさを思い出せると思うんですけど、見ていない人には当然「言葉だけのギャグ」なわけで、それだと何が何だかわからない=オモシロクナイのではないか、と思ったので、ドラマを見ていない人へのオススメ度は減少。
↑長い文章だなオイ!
この本は、ドラマを思い出すためにあると思う。
ウーンDVDが欲しくなってきたなー。
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