小説 「夜は短し歩けよ乙女」

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

• 作者: 森見 登美彦
• 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
• 発売日: 2008/12/25
• メディア: 文庫

小説　「よるは　みじかし　あるけよ　おとめ」
森見登美彦　角川文庫（￥580　税込）
オススメ度　★★★☆☆


タイトルの元ネタは「命短し、恋せよ乙女」。
ゴンドラの歌の歌詞…えっ知らない？いや私もいくらなんでもリアルタイムで知っているわけではないんですけど！そうですか、そうですよね。

この人の作品は、万城目学氏の「鴨川ホルモー」を読んだ頃に、鴨川…を読むならこちらも、と紹介されている文章をあちこちで見かけていて知っていたのですが、それがなぜ１年近くもたって読んだのか、ってーと。
羽海野チカさんが解説を書いていると知ったから。
ミーハーです。

でも、この作品、私、苦手でした。

ある人物の登場シーンは、筒井康隆氏の「パプリカ」の１シーンみたいで面白かった。
面白いんだけど、ファンタジックでかわいいんだけど（「鴨川…」にもそういうファンタジー要素があるよね）、なんともむずがゆくなってくる、いや、ウーンもっと強い。
正直、イラっとした。

それは登場人物の性格によるところも大きいけれど、文章の書き方が。何だかもう。
面映いと片腹痛いの中間くらい、って感じ？

好きな方は、コレが好きなんでしょうね。それは分かる。
私は駄目です。なんかごめんなさい。

タグ：★★★☆☆ 森見登美彦