映画 「ハンコック」 [映画]
ハンコック エクステンデッド・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
映画 「ハンコック」
監督:ピーター・バーグ 出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロンほか(Amazonにて¥1698 税込)
オススメ度 ★★★☆☆
↓超ネタバレです。ご注意を。
「エクステンデッド」版というのは、どうやらよく言う「ディレクターズ・カット」的なもののようです。
映画公開版には無かった10分くらいが追加されているらしい。
私がわかったのは、冒頭の、女の子が「飛ぶってどんな感じ?」とか言いながら彼にセマッってきて、じゃあベッドイン…あれ?逃げちゃった、というシーン。
(この説明では見てない人には何が何だかわからないでしょうが)
多分、表現が子供向けじゃないので、それでカットされたのかな?と思います。
さて、公開当時、テレビなどで紹介されている話を聞きかじって、
「ハンコックがヒーロー的行為をするときに何かを壊してしまったりするのには理由があるのだろうな?」
「あっ、きっと、壊さないと力が出ないんだな?」
「あの女の人(シャーリーズセロン)は、それを知らないで、『壊さないで頑張るのよ!』なんて言っちゃうから、それでハンコックは力が出せなくなるんだな?」
…とか思っていたわけですが、全然違いました。ハッハッハ。
彼が色々な物を巻き添えにしてしまう理由は、結局、わからない。
単に粗忽だから、と考えるしかない。
恐らく、彼が、人から怒られても破壊行為を繰り返してしまうのは、孤独だからなのでしょう。
何かすると、感謝よりも怒られちゃって、それが何度も何度も、何年も続いて(80年くらい)、結果、「やれやれまたオレがやるしかないのかよ」とやや投げやりな気持ちになっている…のだろうと思います。
多分、「人の気持ちを気にすることが出来ない」のね。
でも、冒頭の、女の子が逃げちゃうシーンは無くなっちゃったわけだし、同族と出会ったあたりも展開が早くて、そのへんの「孤独感」は表現があいまいになっているように思いました。
最後もあっさりあきらめたように見えるし。(本当は違うと思うよ。でもあっさりして見える。)
仕方ないのかなーもっと掘り下げたら深刻すぎちゃうだろうしなあ。
あと、彼の正体も全然わからない。
ペアで作られたのよ、って、え、誰に?(神に?)
一緒にいると滅びてしまう体質…?
なぜそんな仕組みなのか、どうしてそうでなければならないのか、よくわからなかった。
えーと私がおバカなだけかも知れません。
すみません。
おバカといえば。
ハンコックによってつかまったヤツラが、彼を取り巻いて復讐しようとするシーンがあるんだけど、これってちょっとバカじゃん?
直接対決したら又やられるに決まってるよね?
実際、返り討ちにあうんだもの。ウーン。
コメント 0