漫画 「進撃の巨人」現在3巻

進撃の巨人（3） (少年マガジンコミックス)

• 作者: 諫山 創
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2010/12/09
• メディア: コミック

漫画　「しんげきの　きょじん」　現在3巻
諌山創（いさやまはじめ）　講談社　少年マガジンコミックス（各￥440　税込）
オススメ度　★★☆☆☆
（スプラッタ苦手な人は絶対に読んではいけません。）

↓ネタバレなし。


表紙こわい…。

今とても話題の作品。
理不尽に襲ってくる巨人との戦いが描かれる。

それはもうすさまじい戦いなのだが…。
作者ご本人もブログに書いているとおり、まー絵がひどい。
描きたいことに絵が追いつかないのだろう。

現時点では、情景描写が全然わからない。
「えーとこれは壁を崩しているのかな？」とか「んーと今何が起こったのかな？この効果音からすると、こうなのかな？」というカンジ。

だから、「すさまじい戦いだ」という事しかわからない。
戦いのノウハウが図示されている箇所があるのだが、それでやっと「ああそうなんだ…」と思う。

絵はこの先変わるだろう（上手になるだろう）から、ちょっと置いといて。

設定は、無茶すぎ。
食料とかどうしてるん？とか、つっこみどころ満載。
しかし、そういうものを取っ払って、ぐいぐい引っぱるイキオイがある。だから読者はひきつけられるんだろうな。と思う。

私も、次も買うと思う。

ただし、３巻になって私の評価は下がり気味。
なぜかというと、３巻になって俄然、「絵柄が違う雷句誠」を読んでいるよーな気がしてきたから。
２巻までは感じなかったんだけど。
何だか似た匂いがする。
登場人物の1人が清麿みたい、と思ったのがきっかけだ。同じことを思った人、いるよね？

そう思うと、この作品の底辺にある絶望感が、（もちろん全く同じではないのだが）「金色のガッシュ」の「ファウード編」を想起させるような。そこはかとなく。
この先、そういう疑念を吹き払うような展開を期待している。

タグ：★★☆☆☆ 諌山創