小説 「コフィン・ダンサー」上・下 [小説]
小説 「コフィン・ダンサー」(上下)
ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳 文春文庫(各¥690 税込)
オススメ度 ★★★★☆
「リンカーン・ライム」シリーズ、第2弾。
第1弾は映画になった「ボーン・コレクター」。(現在第5弾まで訳されている。)
ボーン・コレクターに比べたら残酷シーンは少ないかも。
シリーズ物の第2弾だが、予備知識としては
○「リンカーン・ライム」が首から下が不随であること、
○彼が現場の物的証拠を分析する高い能力を持っている、いわゆる「アームチェア・ディテクティブ」であること
を知っていれば、問題なく読めると思う。
最初から最後まで「裏切られる」作品。いい意味で。
ただし、重要な点について、「偶然」というか、一種「バクチ」的なものに頼った要素があって、それは、うーん?と思ったが。
映画を見たせいで、読んでいると、どうしても
「ライム=デンゼル・ワシントン」
「(文字通り)ライムの手足となって働くアメリア・サックス=アンジェリーナ・ジョリー」
に見えてくる。
(私は「サックス=ジョリー」は、合わねーと思ってるけど。)
面白かったです。
先が知りたくて読み進む一方で、残りページが少なくなってくるのを惜しく感じた。
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