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小説 「コフィン・ダンサー」上・下 [小説]

コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)コフィン・ダンサー〈下〉 (文春文庫) 

コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: ジェフリー ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫
小説 「コフィン・ダンサー」(上下)
ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳 文春文庫(各¥690 税込)
オススメ度 ★★★★☆

「リンカーン・ライム」シリーズ、第2弾。
第1弾は映画になった「ボーン・コレクター」。(現在第5弾まで訳されている。)
ボーン・コレクターに比べたら残酷シーンは少ないかも。

シリーズ物の第2弾だが、予備知識としては
 ○「リンカーン・ライム」が首から下が不随であること、  ○彼が現場の物的証拠を分析する高い能力を持っている、いわゆる「アームチェア・ディテクティブ」であること
を知っていれば、問題なく読めると思う。

最初から最後まで「裏切られる」作品。いい意味で。
ただし、重要な点について、「偶然」というか、一種「バクチ」的なものに頼った要素があって、それは、うーん?と思ったが。

映画を見たせいで、読んでいると、どうしても
「ライム=デンゼル・ワシントン」
「(文字通り)ライムの手足となって働くアメリア・サックス=アンジェリーナ・ジョリー」
に見えてくる。
(私は「サックス=ジョリー」は、合わねーと思ってるけど。)

面白かったです。
先が知りたくて読み進む一方で、残りページが少なくなってくるのを惜しく感じた。


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