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漫画 「シュガシュガルーン(SUGAR2 RUNE)」 全8巻 [漫画]

シュガシュガルーン (1)

シュガシュガルーン (1)

  • 作者: 安野 モヨコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/03/26
  • メディア: コミック

漫画 「シュガシュガルーン」
安野モヨ子 講談社 KCデラックス(各¥440 税込)
オススメ度 ★★☆☆☆

シュガシュガルーン 8 (8) (KCデラックス)シュガシュガルーン 8 特装版 (8) (プレミアムKC)←最終巻、8巻。左が通常版、右が特装版の「プレミアムKC」。
プレミアムのほうは、カラーイラストと描き下ろしまんがつきで¥1400?…高っ。(もともと900円くらい。Amazonではすでに売り切れで、↑はユーズド価格です。)
うちの近所の本屋にはまだ何冊も積んであったぞぅー。

「なかよし」で連載が始まった、と知ったとき、えっ!と思った。
恐らく多くの人がそう思ったのではないだろうか?
だって、その前まで青年誌で「花とみつばち」(※)を連載してたよね?とか、
だって、「ハッピーマニア」(※※)の作者だよね?とか。
(※)『モテ』を追求しては玉砕する高校生男子が主人公の、ある意味自分探し成長(?)物語。もちろんお年頃だから性的なエピソードも生々しく描かれていますとも。
(※※)『幸せ』を追求しては玉砕する妙齢の女性が主人公の、ある意味自分探…えぇー?

でも、以前読んだことのある「ツンドラブルーアイス」(※※※)みたいな作品だったら、低年齢層がターゲットの「なかよし」でも大丈夫なんだろうな、でもちょっとぬるい?と思ったのだった。←今思えば何様なんだ私。
(※※※)とっても寒い町で暮らす子供二人の日常を描いた、なんつーか、人間版「ピングー」みたいな感じの、可愛い作品。

前置きが長くなった。
このお話は、魔女っ子が「魔界の次期女王」を競うという、王道的なお話。
ポップでオシャレで、今どきの小学生が喜びそうな(勝手な想像だけど)ファッションや小物が満載で、しかもカッコイイ男子や青年がてんこ盛り。そして「恋なんかしている場合じゃないのに何この気持ちは?」路線の、ちょこっとラブ(…古い?いや当時の話だから。)な感じの作品。

うーん、やはりティーン向けかな。大人向けではないな。(それでちょっと★低め)

前半は、二人の魔女っ子が女王になるための課題クリアのためにがんばるが、途中から「魔界大戦争」みたいな様相に。善き魔と悪しき魔の対決、という感じになる。
私は前半のほうがかわいくて好きだった、正直。
しかしあのまま続いていたら、大きな盛り上がりがなく終わっていたかも。大きな流れなしに課題クリアの繰り返しだけでは、物語としては不足だっただろうと思う。

ところで、お話の流れが変わったのは、ちょこっとラブ♪な対象が、いかにも子供っぽい『男子』から、王子様ちっくな『青年になりかけの少年』に移ったあたりから。
やっぱ無理めな対象のほうが燃えるのかしら。「物語」になりやすいのかしら。


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