漫画 「からくりサーカス」全43巻 [漫画]
漫画 「からくり サーカス」全43巻
藤田和日郎(かずひろ) 小学館コミックス(各¥410 税込)
オススメ度 ★★★☆☆
長い!
9年も連載していたらしい。
前半にばらまかれた謎が後半どんどん集結していくので、だらだらと長いわけではない。
つじつまが合わないんじゃ…とか、こじつけだよね…とか思う箇所はあるけれど。
でも、面白い。
短く言うと、「壮大な兄弟げんかを背景に、一人の少年が大きく成長していくお話」。
小学生の勝(まさる)は、大財閥の財産を相続することになり、親戚から命を狙われたり、懐柔されそうになったりする。
その中で彼は、二人の人物に出会う。
「人を笑わせないと、呼吸困難などで死に至る可能性がある奇病」にかかっている、拳法の達人、加藤青年と、勝を守ることに人間としての存在価値を見出している、超美少女のしろがね(本名はエレオノール)。
三人で過ごした時間は短かったが、強い絆が生まれることに。
そこに、錬金術、自動人形、あやつり人形、サーカスといった独特の世界がからんでくる。
格闘や銃撃シーンが多く、体液(血液だったり血液でないものだったり)が飛び散るシーンもあるので、そういう暴力的なシーンが苦手な方は見ないほうが良いだろう。
(例えばある人物が敵に指をボキッと折られるシーンがあるんだけど、生理的にキますよねえ…。)
この方、ずっと以前から知っていましたが、絵柄が苦手だなーと思っていました。
むしろ敬遠していたというか…。
で、あるとき、友人が「うしおととら」を貸してくれて、ウン、慣れれば大丈夫。と思ったので、購入しました。
そして、今度は私がその友人に貸しました。
…オチ?
↓一応全巻並べてみる。絵が出てないのがあるなあ。
えーと、Amazonへのリンク、どうしてこんな形に並んじゃうのかわからない。
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