漫画 「フラワー・オブ・ライフ」(文庫版)現在2巻 [漫画]
漫画 「フラワー・オブ・ライフ」
よしながふみ 白泉社文庫(各¥580 税込)
オススメ度 ★★★★☆
(文庫版はまだ2巻ですが、既にウィングスコミックスで完結しています。全4巻。)
面白ーい!!
主人公は、病気の治療が原因で1年遅れで高校1年生に入学(復帰?)した、春太郎(はるたろう)。
クラスメートとの交流を通して、彼の成長を描く…んだろうな、多分。
直情径行な主人公も面白いんだけど、まわりの人物が輪をかけて面白いんですよね。
ヒヨコのオスメス鑑別師の両親、引きこもりの姉。
先生や同級生たちも、個性的で面白い。
書いているときりがないので省略します。
どうしても書いておきたいのは、真島だ。
「…こういう人いるよね。つーか友達の○○さんだわこれ…。」と思った、マンガオタクの真島だ!
「へえー、あんな人実際にいるんだー」と思ったあなたは幸いだ。
初対面の春太郎を前に、友達にべらべらとマンガについての感想やウンチクを語り、春太郎を嫌~な気持ちにさせる真島…。
(あああ○○さんここにいるのは私だけじゃないのよみんなあなたとの会話の糸口を探しているのよ普通の話をしようとしているのよ何も今その話をしなくてもー!みたいな。)
こんな時、間に入っている者のいたたまれなさを、君よ知るや?
2巻目は主人公(春太郎)の影が薄いかも。
女生徒の「本の貸し借り」の話が出てくるのですが、これもなんだか身につまされました。何気に読みかけの本を伏せて置いてしまうこと、あるよね…。
ないですか?すみません…。
そして真島くんがなんだかオードリー春日に見えてきた。
よしながふみの絵柄は好き嫌いがあると思います。それで★1個マイナス。
ボーイズラブ系でも有名ですし、女将軍による男性後宮の「大奥」も注目されている(あ、これについてまだ書いてないわ)ので、旬の作家ではないでしょうか。
「フラワー・オブ・ライフ」は(一応)ボーイズラブじゃないです。
↓は、ウィングスコミック版のリンク。こちらは全4巻です。
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