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「劇場版SPEC~結(クローズ)~」漸ノ篇 を観ました。 [映画]

クローズは、漸ノ篇(前編)と 爻ノ篇(後編)で1本なので、
漸だけでは半分しか観ていないことになるため、まだ星は付けられません。

映画のラストはブッツリと切れて、エンディングもスタッフロールもありませんでした。
パンフレットに出演者一覧やスタッフについての記載が無いのも、まだ半分しか上映していないから、という意味なのでしょう。

星の数は二つくらいになりそうな予感がします。
あと二時間程度で皆が満足出切るような終結にするのは困難だと思います。
「あの件はどうなったの?」のまま終わりそうな予感がします。

以下、ネタバレです。
(いまウィキペディアにストーリーがそのまま掲載されています。まとめ方がお上手。
 しかし余りにもネタバレなので、恐らく編集もしくは削除されるのではないでしょうか。)


私がこれまでのSPECについてもやもやしている事はいくつかあります。

例えば、セブミがミショウに来るきっかけになった誤狙撃事件の真相。
「誰がどうやって」の部分は想像できても、「何故」が、皆目わからない。
「結」でも、解明されていなかったし。

恐らく、「何か仔細ありげなシーン」はたくさんちりばめてあって、後からそれを一生懸命回収しているんじゃないか?と思ってしまう。
↑は回収しきれていない、という事で。
つまり、真相は無いのかも。

まあそういうモヤモヤを書いているときりがない。
今回の映画について書こう。

*****

「結」の漸ノ篇は、野々村係長待遇の映画だった。

「ケイゾク」は1999年からだから、2013年のいま、野々村誕生から14年が経過している。
すごいね。

「天」のラスト、みやびちゃんが野々村の手紙を読むシーンは2014年だった。
この手紙には「自分は死んでいるだろう」という意味のことが書かれていた。
つまり私たちは、いずれ野々村の身に何かが起こるだろう事は、予想できていた。
恐らく今回の「結」で何かあるだろう、と。

ついに起こってしまったね。
まー演出過剰だったけど、でも、泣けた。
映画館の中で、あちこちからすすり泣きが聞こえてきた。

「天」の、公務員の大儀について野々村が語るシーン、「心臓が息の根を止めるまで、真実を求めてひた走れ。」が、そのまま今回の映画に使われていてちょっとビックリ。
確かに名シーンだったけど。
多分、あのシーンが、SPEC全体を通して重要だったのだろう。

ちなみに「心臓が…」は「ケイゾク」から使われている台詞のようだ。(私はケイゾク未見)
普通、「息の根を止める」は、相手に対して使う言い回しなんだけど、自分の心臓に対して言うのが面白い。

ところで、野々村さん、離婚が成立していないなら、あの場に普通は奥さんが来ると思うんだけど。
未婚の雅ちゃんだけが来るの?
あの場にいた皆がシンミリしてたけど、何か釈然としないの私は。
その後次々に歴代みやびちゃんが来て、皆が唖然とすれば面白かっただろう。しかし不謹慎だろう…。

さらに、今回のベストオプモヤモヤ!
「感染した人たち」が隔離されないこと。
研究所ごと隔離しないで「シンプルプラン阻止」なんてあり得ないでしょ。
もう手遅れと判断したワケ?どんな内容なのか、知らないのに?
それとも「はーい、あれもニセモノでしたー」ってこと?
超モヤモヤ。

ジョジョ(城旭斎浄海、じょうきょくさいじょうかい)はもう少し長く出て欲しかった。
もう少しあからさまにジョジョ立ちして欲しかったし!
誰が襲撃したか全然わからないのも、ちょっとモヤモヤだなぁ。

*****

「J」という頭文字は誰だろう。
全く新しい人物?ジョジョ、潤、まさか純?

タグ:堤幸彦
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