映画 「トゥームレイダー２」

ブラピからのアンジー。
ワールド…よりも前にBSでみました。

トゥームレイダー2 スタンダード・エディション [ アンジェリーナ・ジョリー ]

• ショップ: 楽天ブックス
• 価格: 2,191 円

映画　「トゥームレイダー　ツー」
監督：ヤン・デ・ボン　出演：アンジェリーナ・ジョリー　他
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(￥2000くらい)
オススメ度　★★☆☆☆

↓超ネタバレ。


ワタクシ、「トゥームレイダー」（映画一作目）が好きです。
何度か観ました。
オススメ度で言えば、４つくらいです。
ツーも、以前に見たはずなのですが、まったく記憶になかったのでまた見ることにしました。

あれ？
これ２なの？
1と全然違うし。
うーん、1のほうが断然面白い。

ああ、だから覚えていなかったんだ、私。

まず第一に、これ主人公がララじゃなくても良い話だと思う。
（あとソルトもアンジェリーナジョリーじゃなくて良くね？関係ないけど。）
ララのチームメンバーは早々に殺されたり誘拐（？）されたりするし。
ララっぽい展開は、オープニング数分だけ…？

そして、冒険ものだと思って見たら、違うんですね？という違和感。
「パンドラの箱を求めて…」は、冒険ものでは定番だと思います。
『レイダース』の１作目も似たような話でした。
でも、だからこそ、主人公がどう謎を解明するのか？とか、主人公の冒険をどう描くのか？が大事だと思う。

でもこの作品は、そのへんがおざなりで、よくあるアクションばかり。
アイテムの奪い合いと、腹の探り合いが中心だったよね。
謎ときどころか、聞いちゃうし。
案内してもらってるし。

アクションそのものも、何か、惜しい。
ワンでは、アクションがいちいち面白かったように思います。
例えば、家でボヨーンボヨーンと訓練しているララのアクションとか、そのあと一気にピンチになるあたりのメリハリとか。
グルグル回転する、ある物体に飛び乗って、ゲームのアクションを思い起こさせる動きがあったりとか。

あとは…これは映画の趣旨から外れるのかもしれないけど、抒情感が無かったのも残念。
ワンの時、リアルに確執があった親子共演（アンジェリーナジョリーとジョンボイド）のせいでバイアスがかかっていたのか、しっとりしたシーンがあって、好きだった。
（その後二人は決定的に仲たがいしたので、今やアンジェリーナジョリー本人はあんな場面見たくもないだろうけど。）
ララと元彼とのやり取りも、ウェットだった。

でもツーは…なんつーかドライすぎるっていうか…。
特に最後は、何コレ？って…。
人類を守るためとはいえ、ためらいもなく行われる殺人…。
ララってもう少しヒューマニストじゃなかったっけ？
もっと逡巡して欲しかった。

あと、最大のツッコミどころは、敵の浅さだね！
敵のボスはただの科学者なのに、ララと直接対決とかあり得ないし。
なぜ部下を連れてこない？

いや、
いやいや、たぶん期待しすぎだったんだね。
忘れよう。
そしてまたいつか「観たハズだけど覚えてない」とか言いながら見て、同じ事を言うのであろう。

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