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映画 「許されざる者」(1992年版) [映画]

テレビで観ました。
(最近西部劇の放映が多いような気がするけど、何か理由あるの?)
そして、↓なぜ商品紹介が「ジーンハックマン」となっているのか?
ふつうは「クリントイーストウッド」じゃないか…??



映画 「ゆるされざる もの」
監督:クリント・イーストウッド 出演:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン
ワーナーエンタテイメントジャパン(¥1000~税別)
オススメ度 ★★★☆☆

↓ネタばれ多し。


実はこの前に、日本版「許されざる者」を観ていました。

こちらのオリジナル版を観て、何となく、いろいろ納得した次第。
それにしてもいったい誰が「許されざる」のか?
日本版では、わたし的には「主人公が許されざる」感が強かったです。
アメリカ版の方は、わからなかった。

あらすじ。
ある町で、カウボーイが娼婦の顔を切りつけるという事件が起きた(本当は殺そうとしたのかもしれないが)。
仲間の娼婦たちは厳罰を望んだが、保安官(ハックマン)は「顔の傷のせいで客がつかないのなら、そのかわりに娼館の主人に馬を差し出せば良い」という軽い罰しか与えなかった。
不満に思った娼婦たちは、お金をかき集め、実行犯のカウボーイとその友人を「賞金首」にした。
この話は、キッドという若者から、昔は荒くれ者でならしていたものの、現在は農夫として極貧生活をしているマニー(イーストウッド)に伝えられた。
子供のために金がほしいマニーは、荒くれ仲間だったネッド(フリーマン)を誘い、キッドと3人でカウボーイを追う。
しかし、町への銃の持ち込みを許さない保安官は、3人を捕まえようとする。
キッドとビルは隙をついて逃げるが、マニーはひどく痛めつけられてしまう。
娼婦の看病のおかげもあって何とか回復すると、3人は一人目の賞金首をしとめる。
その後、ネッドは離脱し、マニーとキッドでもう一人の殺害に成功するが、離脱したネッドは保安官につかまり、リンチの末に殺されてしまう。
怒りに燃えたマニーは、賞金をキッドにたくして町に単独で乗り込み、娼館の主人も保安官たちも皆殺しにする。
「自分を攻撃したら、その家族まで殺して家にも火をつける!」と宣言して町を離れるマニー。
(しかし彼のその後は描かれない。)

賞金首って、私怨でもあり得るんでしょうか。
自分にとっては、それが意外でした。

上に「怒りに燃え」とか書いていますが、どちらかというと主人公は
淡々とした感じの演技で、それがかえって怖い。
金目当てにしてはやりすぎ感があるし、何を考えているの?と思った。

それにしても、誰もかれも許されざる感じ。
保安官の横暴を示すエピソードで、もう一組、町に来た男たちがひどいめにあう話が出てきますが、あそこまで痛めつける意味がさっぱりわからない。

全体に「ひどい」話です。
一体、本気で満足できた登場人物はいるのだろうか?
ずっとうなされ続けるんじゃないだろうか…。
だから、主人公が家に帰ってきて「良かったね」なんてエピソードはあり得なかったのだろうと思います。

タグ:★★★☆☆
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